インターネットの端っこでおっさんへの愛を叫ぶ
こんばんは。みかんすけです。
先日、こちらのイベントに行ってきましたので、感想を書きたいと思います!
そもそも、このイベントの主役のpatoさんを知ったきっかけは何だったかな。
確か、10年くらい前の高校生の頃だったかと思います。Numeriの対決シリーズを読んで笑い転げまして、それから過去日記をひたすら読み漁るという暗黒の青春時代を過ごしました。
私は特に「債権回収業者と対決する」が大好きです。もしpatoさんを知らない方がいたら、是非読んでみてください。ただし、この日記に戻ってきてもらえなくなりそうなので、新規タブで開いた上で後で読んでください。
2年前の夏、「Numeri公式」LINEがあると知り、さっそく友達登録しました。
patoさんの記事が公開される度にお知らせが届くようになりました。私は普段あまりTwitterなどのSNSを見る方では無いので、こういう形で記事の公開情報が届くのはありがたく、便利なツールだなと思っていました。
今年の6月6日のことです。「Numeri公式」からLINEが来ました。
「日刊SPAで好評連載中の「おっさんは二度死ぬ」が本になります。6月29日発売!4000冊くらい買ってくれると儲かるので4000冊くらい買ってください」
あのpatoさんが本を出す!?凄い!感動!歴史の1ページに残る!めちゃ欲しい!と思い、速攻amazonで予約購入しました。
そのまま興奮のあまり「Numeri公式」にメッセージを送りました。
「1冊買いました!」
すると、「Numeri公式」から返信が届いたのです。
「4000」
私、いつも辛いことがあると、叶姉妹のLINEに愚痴ったりしていまして、
「今日も残業でした。あんなに働いてるのにボーナス下がったんですけど。」
「ファンタスティックな瞬間をあなたに」
「電車で先頭に並んでたのに後ろのおっさんに抜かされて席取られてうざすぎる」
「ピースフルなエナジー届いてる?」
「うんこ」
「いつもあなたの心の中に」
こんなやり取りをしているんですが、いわゆるbotってやつじゃないですか。プログラミングされた叶姉妹ってやつじゃないですか。
だから、「4000」って返ってきたとき、「もしかしてpatoさんが返してる?」という気持ちと、「たまにbotと上手く話が成り立つときあるよな」という気持ちと半々でした。
もう一度メッセージを送ってみて、この相手がpatoさんなのか、それとも、プログラミングされたpatoさんなのか確かめてみたいわけですが、半分はpatoさんの可能性があるわけですから、何か面白いこと返さなきゃと悩んでしまいます。
どのくらい悩んだかというと、7時間悩みました。
しかも、7時間悩んだあげく、
「彼氏に4000冊買うように言っておきました。」
という、くっそつまらないメッセージを送りました。
1分経ったら恥ずかしくなってきて、うさぎがグッジョブしているスタンプを追加で送りました。
そしたら、返信があったのです。
「買わなかったら別れるといい」
これは、間違いなくpatoさんの返事ですよね?botと話が成り立っちゃったわけじゃないですよね?あれ?私、勘違いしていないですよね?
patoさんだ!patoさんと言葉のキャッチボールをしてしまった!と小躍りして喜びました。
ちなみにこの後のLINEについてですが、相手がプログラミングされたpatoさんじゃないことが確定してしまったわけですから、何か面白いことを返さなきゃと悩むも、結局思いつかず、今もまだ悩み中のため返事は送れていません。
唐突ですが、今回のイベントのスペシャルゲストである成瀬心美さんについて、patoさんが語っている記事があります。(お分かりかと思いますが、新規タブで開いて後で読んでくださいね。)
この記事の中に、patoさんが成瀬心美さんのことをTwitterで呟いたら、本人からリプライが来たことへの気持ちが書いてあります。
興奮した。最高にうれしかった。エキサイトした。まさか画面の向こうにいるあのAV女優が反応してくれると思わなかった。
私、patoさんのその気持ち、すごくよくわかりました。
私の中でただの「文章」だったpatoさんが「人」になったように感じました。トークライブが開催されることを知り、「行くしか無いな」と思うようになりました。
行くしか無いのですが、私はかなりのコミュ障のため1人でイベントに行く勇気が出ませんでした。そもそも、patoさんはヌメリナイトやお花見を開催されていて、言わば会いに行けるテキストサイト管理人なわけですが、私は「新参にわかが参加したら古参ヌメラーに殺される」という思想の信者のため、行くことができないでいたのでした。
でも、私よりにわかがいれば安心できると思い、勝手に「おっさんは二度死ぬ」を4000冊買う予定になっている彼氏を誘いましたが、「やだよ。おっさんばっかりだし。」と、なかなか重い腰を上げてくれません。
それから少し経ち、まだ明らかになっていなかったスペシャルゲストが、成瀬心美さんだと発表されたのです。
「ねえ、成瀬心美って知ってる?トークライブに来るんだって~。」と伝えると、
「えっっ!ここみんが!?まじかよ!行こうよ!チケット買っとくわ!!!」
ということで、ついにトークライブに行くことが決まったのです。神様仏様ここみん様、本当にありがとうございます。
さて、トークライブ当日の話です。
18時50分頃会場の渋谷カルチャーカルチャーに着きました。お洒落の極みみたいなビルの4階にあります。
席は自由席ですので、空いている好きな席を選べます。前方中心は全て埋まっていて、前方壁側と後方はまだ埋まりきっていないくらいでしたので、後方中心寄りの席を選びました。
着席して早速ビールを注文しました。
私の目の前の席の方はコーラを注文されていたので、「きっと古参ヌメラーだ、殺されるに違いない……」と暫く震えていましたが、殺されませんでした。
19時30分、ピチカート・ファイブの「東京は夜の7時」が流れはじめ、会場の照明が暗くなったところで、陽気なおっさんが登場しました。patoさんです。思ってたより若くて爽やか!
出演者の皆さんがステージに揃ったところで、乾杯タイムです。
ここからは、日刊SPAのYouTubeチャンネルで動画が配信されていますので、是非そちらをご覧ください!
Pato初の著書「おっさんは二度死ぬ」刊行記念トークライブ&サイン会 セクシー女優・成瀬心美さんも参戦
トイレ休憩後、2部のメインは「おっさんの七つの大罪」です。
「傲慢」なら「おじさんLINE」、「嫉妬」なら「Twitterクソリプおじさん」というように、それぞれの罪に関連するおっさんエピソードを語る、というコーナーでした。
全エピソード本当に面白かったんです!が、内容を面白く書く自信が無いので、概要を一行ずつでご紹介します。
・Yahoo!チャットオナニー部屋の指導員の話(B面)
・手コキ風俗と脱出ゲームのコラボの話
・ 大スカトロ祭りの話
そんな感じで、9割下ネタトークでした。声が枯れるくらい爆笑しました。
「おっさんは二度死ぬ」書籍化イベントにも最後にず、ここまで書籍の話ゼロだったのですが、最後にpatoさんが、書籍には掲載されていない「あとがき」について語ってくださいました。
はい。えーっと。patoさん、すっごい良いこと言われてたんですよ。良いこと言ってたんですが……。
すみません、全然思い出せません。
カルカルのお料理美味しかったので、お酒飲みすぎました。全部お酒のせいなんです。ごめんなさい。
ゴトウさんの「エージェントなのにこんなに勃起しちゃってスミマセン」は鮮明に思い出せるのに……。
イベント終了後、patoさんがステージ上でサインを書いてくださるとのことで、ステージ前は長蛇の列です。その間、出演者の皆さんも会場内に散らばって、サインや写真に応じたりしてくれます。
私も皆さんにサインいただきました。本当にありがとうございました!
皆さん優しく低姿勢で接してくださってとても紳士でした。さっきまで下ネタ満載トークをしてた方々とは思えません。脳が混乱しました。
patoさんにはスマホにもサインを書いてもらいました。
理想としては、「Numeri大好きです!」「おっさんは二度死ぬ、面白かったし感動しました!」「今日、カエデ(中盤)に合わせて、ネイルの色を紫にしてみたんです!」など伝えたかったのですが、
現実は、「あ、あの、スマホに書いてもらえますか…?」「……。」「………。」
以上です。コミュ障すぎて泣けてきます。
patoさんは本当に最高で、だんまりの私にも「え~!書いちゃっていいんですか?帰ったらシンナーで消すんでしょ?」とか、「器物損壊で訴えないですか?」とか、書きながらも色々話しかけてくださいました。神対応すぎやしませんか?
毎日スマホの裏面のサイン眺めてニヤニヤしています。
でも、会社で先輩に「これどうしたの?誰かのサイン?」って聞かれたときは、つい咄嗟に「居酒屋で、酔っ払ったノリで隣の席の知らないおっさんに書いてもらいました。」って言っちゃいました。
patoさん、出演者の皆さん、素敵な時間をありがとうございました!
これからも楽しい記事で笑わせてください。インターネットの端っこから、コッソリ応援しています。