みかんすけにっき

痛いブログです。

のび太の牧場物語で働き方改革

はじめまして、みかんすけです。

のび太牧場物語がはちゃめちゃ面白いので、感想を残したくてブログを始めました。

記憶を頼りに書いているので、一部曲解しているところがあるかもしれません。申し訳ありません。先に謝っておきます。

 

さて、ゲームのあらすじですが、いつメンが裏山で嵐に巻き込まれて、別時代の別世界に来てしまうところから始まります。

この世界は、子どもも働くのが当たり前という風潮らしいので仕事を探しにいくのですが、みんなが順調に就職先を決める中、のび太は全てお祈りされてしまいます。

(お祈り:うちでは採用できないですが、今後のご活躍をお祈りしております、の意)

 

そんな中、最初に出会った少年ランチくんが、足の悪いお婆さんと2人で畑作業を頑張っている姿を見て、心から「助けたい」と思った優しいのび太、「僕にも何か手伝えることはないかな?」と、ランチくんに声をかけます。のび太は本当に優しい心を持っているんだな、とうるうるしてしまいます。

しかし、ランチくんはシビアな反応でした。「うーん。使ってない畑があるからそこ整備して好きに使ってもいいよ。あとボロ小屋あるから、そこに住んでもいいよ。」とのこと。

のび太としては、2人を楽にさせたいという純粋な気持ちだったと思うのですが。。。

ランチくん、あんまりです。


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のび太の部屋です。

ベッドが、机の上に汚いテーブルクロスを置きました、といった見た目で固そうですが、嬉しそうに寝転がっていました。


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ドラえもんの部屋です。

ふかふかのベッドです。のび太の部屋のお粗末感が際立ちます。それでもドラえもんに、「ここがぼくの部屋なんだ!」って紹介されたときに、「いい部屋だね!」って誉めてましたよ、のび太は。私だったら嫌味の一つでも言っちゃいますよ。

 

そんなこんなで牧場生活が始まりました。

畑作業が終わり、ぶらぶら散歩をしていると、住民や仲間とすれ違うので声をかけます。

 

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町長さん「わしはいそがしい。話しかけるな!」

 

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しずかちゃん「わたしつかれちゃってるみたいなの。また今後ね。」

 

うーん、塩対応。

ドラえもんですら、仲良し度最底辺の状態から始まるので、切ないです。スネ夫に妙に優しくされ、ホロリとしましたが、心が荒んできた私は何か裏があるのではと勘ぐってしまいます。

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スネ夫「よう、のび太わざわざはるの訪れを教えにきてくれたの?ふふ、ありがとね。

 

しばらくは雑草を売って生計を立てました。朝6時起床で夜23時頃床につくまで、雑草をむしったり岩を砕いたり木を伐採したり。寝床もただの机です。

それでものび太は弱音も吐かず、淡々と作業してくれます。「えいっ!えいっ!えいっ!」と声を上げながら、暗くなっても岩を砕きつづけるのび太に心が痛みます。f:id:mikansuke:20190619124155j:image

 

ちなみに、こんな生活をさせているのはプレイヤーが社畜だからですね。

朝6時に起きて朝6時1分に寝たって誰にも怒られませんし、一日中、散歩やら釣りやら虫取りをしてスローライフを満喫しても全く問題ありません。ゆっくりのんびり牧場を育てていったらいいわけです。

でも、一刻も早く牧場を大きくしたい、とプレイヤーが結果を急ぐあまり、のび太は過労死ラインを超過した労働をすることになってしまうのです。

ネットで、のび太の鉱山物語(鉱山は稼げる)やら、ブラックすぎワロタと言っている人は、大体プレイヤーに原因がありますので、一度自分を見つめ直した方がいいと思います。

 

話を戻しますね。

世知辛い生活が続きますが、そんなある日、馬レースの大会が開かれることになりました。10時~18時の間、町の住民全員で広場に集まって楽しむ大規模なお祭りみたいです。

もちろん貧乏なので、馬なんて飼えるわけなく参加はできないですが、せっかくなので出場者を応援して盛り上がろうと広場に出掛けました。

 

開始時刻の10時をまわり、町の人が集まってきました。まだ馬レースは始まらないようです。

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14時になりましたが、開始されず。みんな一歩も動かず開始を待ちわびています。お昼も食べていません。

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18時を過ぎました。住民全員が10時から広場に集まっていたというのに、とうとう何もないままお祭りが終了してしまいました。8時間もの間、誰1人としてこの状況に疑問を持たなかったのでしょうか。18時になった途端、棒立ちの住民たちが一斉に帰り出したので面白かったです。

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途中から薄々感ずいてはいましたが、のび太が馬を持っていないと大会が始まらないようです。

のび太は今年来たばっかりの新参者なのですが、去年まで、ずっと参加者ゼロだったのに開催されていたのでしょうか。それとも、去年までの参加者が全員町を出ていってしまったのでしょうか。気になるところです。

 

こんな感じで、まだまだ序盤ですが、笑いあり涙ありで楽しいゲームです。


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先にも書きましたが、納期もない束縛もない、自分の好きなように生活できる世界に来てまで、せかせかとのび太を働かせてしまう自分にガッカリです。こういう考え方を見つめ直して、ゆっくりのんびり過ごすことを悪く思わないことが、働き方改革に繋がるんじゃないかなあ~と思いますね~~。うんうん。

 

課長、明日もゲームやりたいので会社休んでもいいですか。